季節別!ドライスーツのインナーについて
ドライスーツは防水のダイビングスーツなので、寒い時期でも快適に海の中を楽しむことが出来るアイテムですが、中に着る服次第でさらに快適さが変わってきます!
ドライスーツを着てるのに寒~い!なんてことにならないよう、今回は季節別でのドライスーツのインナーについてご紹介します!
※寒さの感じ方には個人差があります!今回は、特に寒がりさん向けなので、暑がりさんはインナーを1枚少なめで見ていただいてもOKです☆
冬ど真ん中!水温16度以下
ドライスーツ専用インナー!(通称サーマル)+極暖
抜群に済んだ海の中を楽しめる1~3月
キレイな水中の景色とひきかえに、和歌山の海は14度まで下がることもあります。
この時期は最大限に着こんだ方がいい季節です。
どれだけ着込んでいいかわからない!というインナー迷子の皆さんへ・・
これさえあれば問題無し!のアイテムです
これがサーマルと呼んでいる上下の服。
こんな便利なものが実は存在しています。
上下この専用インナー、サーマルの中にはユニクロの極暖、めっちゃくちゃ寒がりさんは超極暖を着ると最強です!
ヒートテックだと少し弱いかな、と思います。
このサーマルのいいところは、表面の生地が撥水加工になっており
海から上がって、ドライスーツを脱いだ時に髪の毛からの水で服が濡れる!なんてことを防げるのです。
更にズボンのすそは、このように絞れるようになっており
ドライスーツ着用時、ズボンのすそがまくり上がってくる事態を防げます!
キャー!便利!
更にパジャマにしても暖かいというオマケつき!
1本潜ってみて寒かった時に備えて、インナーは追加できるように1枚余分に用意しておくと安心です☆
サーマルでなく別の服で代用するならば、極暖+トレーナー がいいでしょう!
冬おわりかけ?春が来てるよ、水温18度付近
Tシャツ+サーマル上下がおすすめ!
晴れの日の陸は暖かかったり、暑かったりする春や10月後半
一瞬「ウェットでもいける?」と錯覚してしまいそうになりますが、油断禁物、アカンです。
めっちゃ寒がりさんは、ヒートテック+サーマル。
暑がりさんは、トレーナー1枚などでもいいですね!
ぽかぽか陽気の日が増えてきた!水温22度付近
長そで+半そでの重ね着で充分!
下はレギンス+ショーパン(デニムは生地が固い&ゴツイのでおススメしません)
厚着しているときもそうですが、水中ではドライスーツに空気をしっかり入れるのを忘れずに!
インナーが薄着になった時こそ、ドライスーツ内の空気不足はモロに寒さに直結します!
ウェットスーツでもいけるんちゃう?もうすぐ夏!水温23~24度
半そでTシャツ1枚でOK!
はいはいはい!この時期いちばんキケン!
たしかにウェットでもいけないことはない、暑がりさんは、ウェットスーツでOKかもしれません!
しかし寒がりの女子たちよ!油断してはいけない。
水中に40分後いるダイビングは、どんどん、どんどん、水中で体が冷えてきて「さむ・・早くあがりたい・・」って、なりかねません(;^ω^)
いくら陸が半そでで過ごせる!ってなてても、水中の寒さをナメたらいかんのがこの季節。
一番薄着でいいので、上の服はTシャツ1枚で結構!
11月~3月あたりの沖縄でダイビングする場合のインナーもこれくらいがおススメです。
ちなみに鹿児島の離島(奄美大島や屋久島など)だと、5月でもドライスーツを着てましたが、ぶっちゃけ陸の気温次第ってとこもあります。
この季節のスーツ選びは難しい!
陸の天気はさておき、水中での快適さを求めるならドライスーツです。最高にいい天気だった場合、陸上でのドライスーツはもちろんあっついです。
水分補給を忘れずにね!
NGインナー
◎フード付き
うしろがモコモコなって、ドライスーツのファスナーがしまりにくいです!
水中でかぶることの無いフードのせいでウェイトが増えるかもしれません。
◎ハイネック
ドライスーツの首部分の防水機能を損ねるリスクあり!
タートルネックとか言語道断ですな。
◎めっちゃ高級
何円からが高いか・・・は、それぞれ個人の感覚まかせですが
ドライスーツのファスナーをバディに閉めてもらうときに、ファスナーに服の生地がかんでしまって、大切な服に穴が空くという事態が起こります!
お互いめっちゃ気まずいです。
服を破ってしまったバディ。
高級な服を着てきてしまったという自分への罪悪感・・。お高い服はやめときましょ。
着込んでるのに寒いんですけど・・・
あれっ!?てなりますよね、わかります。
着込んでるのに寒い、もちろん原因があります。
原因の詳細はこちらに記載してます→寒さの原因ブログ
一番大きなよくある原因は、ずばりスーツへの給気不足。
これはどんだけ着てても寒いです。
ドライスーツの保温効果を最大限引き出すためには、適したインナー着用と、ドライスーツへの給気がすべてです!
めっちゃ着込んでるからと安心せず、水深が深くなるたびに適量の給気を行いましょう!
急浮上が怖くて、スーツにへの給気をつい避けちゃう場合は、ビーチで吸排気の練習をみっちり行ってみましょう☆
来るべき冬、めっちゃ安心です。
以上、季節別ドライスーツのインナーのご紹介!
とりあえずサーマルがあれば間違いないですが、お手持ちの服で代用する場合は、温度調整ができるようにゆとりを持ってインナーをご準備くださいね。