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八丈島でのダイビングを楽しむための備忘録◎

こんにちは🌞ダイビングインストラクターのかっきーです◎
ダイバーの間でまことしやかに語り継がれる島がある・・・。
ダイビングでのウミガメ遭遇率99,99%を誇るまさにウミガメパラダイスな島が・・・。
その名も八丈島!!
八丈島を山の上から見下ろした景色
5月も行ってきました離島ツアーin八丈島(^^♪
3月の与那国島ツアーに続き、またもや離島ですね(‘Д’)
ちなみに6月は沖縄・粟国島ツアー、7月は波照間島ツアー。
今年は離島攻めの1年になりそうです(笑)
今回は八丈島へのアクセスやダイビングの注意点等を書いていきます(^^)/

目次

八丈島へのアクセス
八丈島でダイビングを楽しむ際の注意点
八丈島でのダイビング、見どころは?
八丈島でのダイビング、特に身に付けていきたいスキルは?
ダイビング以外の楽しみも♪八丈島グルメは?
まとめ

八丈島へのアクセス

 

八丈島へ「空路」と「航路」の2通りです🛫🚢
いずれも出発地点は東京都。
ひとまずお住いの地域から東京へ行く一択です◎

八丈島への空路でのアクセス

羽田空港から八丈島への直行便が1日3往復🛫
所要時間も片道55分とお手軽です(^^)
が!しかし、ダイビングと飛行機の相性は最悪なのはダイバーならご存じのとおり・・・
よほど時間の余裕があれば別ですが、旅費の事も考えると航路の方がオススメです🚢

八丈島への航路でのアクセス🚢

出発地点は東京・竹芝桟橋というターミナルです。
ここから伊豆諸島の御蔵島や三宅島、さらに東の小笠原諸島への玄関口になっています◎
竹芝桟橋~八丈島間は1日1往復です(^^)/
八丈島へ行く際に乗る大型船
竹芝桟橋ターミナルへの最寄り駅は
①新交通ゆりかもめ「竹芝」
②JR「浜松町」駅
の二通り🚃
ボクはいつも八丈島へのアクセスはこんな感じです☟
新大阪→品川→浜松町→徒歩(5分ちょい)で竹芝桟橋
というコースです(^^♪
新幹線を使う場合、東京駅より品川駅の方がJR「浜松町」駅に近くて帰りの新幹線も乗りやすいのでオススメです✨

さて、肝心の航路の所要時間ですが片道10時間❕
遠い、、、飛行機なら1時間なのに船だとこんなにかかるんですね( ;∀;)
ただ、竹芝桟橋の出発時間は22時50分。
出港後まもなく寝ますzzz
朝起きたら八丈島到着です◎
船自体も巨大で食堂やシャワー、小さいラウンジスペースなんかもあり、そこまで苦痛な時間ではありません(*´ω`)

八丈島へのアクセスは飛行機or船の2択ですが、
せっかく行くなら離島感を満喫できる航路がオススメです(^^♪

八丈島でダイビングを楽しむ際の注意点

八丈島のダイビングはビーチダイビングが基本になります。
(もちろんボートダイビングもあります)
「ビーチダイビングしんどい~」という過去の苦い経験があるダイバーさんもたくさんいると思いますが、
八丈島のビーチダイビングは一風変わったものですのでご想像とは随分違ったものになるでしょう◎

エントリー方法について

ビーチダイビングといえば砂浜をサクサク・・・
という常識を覆すエントリー方法が八丈島スタイル。
言葉で説明するより写真で見てください☟
八丈島でのダイビングの様子

なんじゃこりゃ状態ですね(笑)
急な坂道の中腹から水中に伸びる頑丈なロープ・・・
これを使って安全にエントリーすることになるポイントがあります( ゚Д゚)
八重根・ナズマドがこのロープにお世話になるダイビングポイントですね(^^♪
現地ガイドさんにも必ず説明を受けることになりますが、エントリーに関して押さえておきたいポイントを紹介します◎

ロープを持つ前に完全装着

写真でもかなりの傾斜が確認できますが、実際行ってみるともっとキツイ傾斜に感じます。
坂道の途中でフィンを履こうとすると転倒するリスクがかなり高いので、
坂道の脇の平面な場所でダイビング器材を完全装着した状態でロープを掴みましょう。

ロープを持ったら背筋を伸ばす

目線は斜め上、どちらかというと後ろ体重でゆっくり海に向かって後退します。
足元を見てしまうと前傾姿勢になり、転倒の原因になります。
綱引きのイメージで後ずさりして進みましょう。

合図があるまでロープを離さない

足が海に入った瞬間に「あ、海に入った」という感覚はあるはずです。
ただ、この状態でロープから手を放してしまうと転倒&海に転がり込むことになるので注意です⚡
腰くらいまで海に浸かればインストラクターが「はい!手を放して~」と合図をくれます。
その合図が出てからロープから手を放してエントリーしましょう◎

エントリー後はすばやく退避

エントリー後、その場所に居続けると次のダイバーがエントリーできません。
エントリー後は水面移動ですばやく場所を空けましょう。
そんなに遠くに行く必要はありませんので、チームで水面で集まって待機しましょう◎

八丈島でのダイビング、見どころは?

八丈島でのダイビングの様子
やっとこさ肝心な水中のお話です(^^♪
冒頭にもあったようにウミガメパラダイスは間違いありません。
八丈島でのダイビングの様子
今回のツアーでは5月3、4日と2日間のダイビングで合計7本(2ボート、5ビーチ)潜りましたが、
全ダイビングでアオウミガメを確認し、13回の遭遇回数でした(笑)
沖縄でもこんなに見れないと思います( ゚Д゚)
ウミガメ以外にも多種多様な生態系や巨大な地形も。
八丈島でのダイビングの様子
日本固有種の「ユウゼン」をはじめ、「オナガザメ」(別名ニタリ)出現の可能性も秘めた島です。
ワイドもマクロも、どんなダイビングスタイルでも大満足できるのが八丈島の良いところです(*´ω`)

八丈島でのダイビング、特に身に付けていきたいスキルは?

素晴らしい環境でのダイビングですのでダイバーなら1度は行ってほしいスポットですが、
素晴らしい環境がゆえの必須スキルもあります。
いくつか紹介していきますので参考にしてみてください(^^♪

ダイビングスキルその1 中性浮力

どこでダイビングするにも当然身に付けておきたいスキルです◎
どんな水深でも、どんな環境でも中性浮力をばっちりできるようになればかなり幅広くダイビングを楽しめます。
中性浮力の参考記事はコチラ

ダイビングスキルその2 フリー潜降(潜行)

フリー潜降(潜行)はロープ等に掴まらずに潜降(潜行)するスキルです。
浮力の調整を行いながら、耳抜きもこまめにしながら「ゆっくりと」潜降(潜行)するスキルを身に付けましょう。
八丈島でのダイビングでは一部を除きほとんどがフリー潜降(潜行)のスキルが必要になってきます。

ダイビングスキルその3 バディダイビング

これもどんな環境でのダイビングでも必須のスキルですね。
バディダイビングをしなくていいダイビングはありません( ゚Д゚)
なぜここにきてウルトラ当たり前のスキルが出てくるのかと言いますと、
八丈島ではダイバーの数がハンパじゃないからです。
八丈島内にはいくつかのダイビングポイントが点在しますが、
風向きの影響などで潜れるポイントと潜れないポイントが分かれることがよくあります。
そうなった場合、島中のダイバーが1か所のポイントに集中することになり、水陸ともに混みます◎
水中でたくさんのダイビングチームが混在するとロストのリスクもグンと上がりますので、
常にバディダイビング、ガイドの位置を確認しながらダイビングをしましょう。

ダイビングスキルその4 フリー安全停止

フリー潜降(潜行)と同様、何も持たずに安全停止(水深3~5m)を3分間行うスキルです。
水底付近で行うことはほとんどなく、水面付近で行うことになりますので水深計もしくはダイブコンピューターも必須アイテムです。
中性浮力のスキルにも同様の事が言えますが、止まってないといけないという点ではフリー安全停止のスキルの方が難易度が高いと言えます。

以上4つのスキルは身に付けて八丈島にチャレンジしたいところです◎
なのでダイビングの難易度的には中級~上級者向けのポイントですね(*´ω`)

ダイビング以外の楽しみも♪八丈島グルメは?

八丈島のご当地グルメ「島寿司」
八丈島の名産として挙げられるのが明日葉という植物や絶品・島寿司。
正直ボクはまだ舌がお子様なのか明日葉の美味しさはまだ理解しきれていません(笑)
でも島寿司に関して、これはめちゃくちゃ美味いです。
八丈島にいった際はぜひ食べてみて下さい(^^♪

まとめ

豊かな生態系をもつ島、八丈島。
その分初めてのアクセスもなかなか大変で島独自ルールもあり、必須スキルもあったりして・・・
ダイビングの今後の目標として良いダイビングスポットとなるはずです(*´ω`)
駆け出しダイバーさんやこれからダイビングを始めてみるダイバーさんも八丈島で満足に潜れれば一人前!
と思ってスキルアップを目指しましょう!!

アズールスタッフ

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