一人前ダイバーへの道。器材セッティングをマスターしよう!
みなさん、こんにちは!ダイビングスクールアズール梅田店のななこです😊
ライセンス講習が終わると、次はファンダイビングツアーに参加しますよね(^^)/
その時に一番最初につまずくポイントが器材セッティングです😅
今までは、ショップのインストラクターや周りのダイバーに確認しながらできていましたが、ファンダイビングは一人で行う事が多いです!
なので、今回は器材セッティングの順番や注意点などもお伝えしていくので、一人前のダイバーを目指して一緒に頑張っていきましょう👍
器材セッティングの順番
器材セッティングはなにから始めたらよかったか覚えていますか?
順番を忘れるとそこから前に進まないので覚えておきましょう!
①タンクの刻印チェック
タンクの刻印チェックは主に3つを確認します。
耐圧検査年月日/タンクの容量(V)/タンクの重量(W)です。
★耐圧検査年月
耐圧検査は5年に1回の検査が必要になってきます。検査を受けたタンクは必ず検査を受けた月と年が刻印されています。
このタンクでは『4-21』と刻印されています。クレジットカードみたいな感じで、2021年4月に検査を受けたことがわかります。
5年以上前のタンクだったら使うのは止めましょう。
★タンクの容量(V)
ダイビングの記録を付ける、ログブックに書くので覚えておきましょう。
この場合、『V10.0』と刻印されているので10ℓの空気が入っていることがわかります。
★タンクの重量(W)
容量と同じで、『W13.2』と刻印されているので13.2㎏のタンク、ということがわかります。
②タンクの臭いが無臭か。
バルブをゆっくりじわじわと手前に回して臭いチェックを行います。
この時、無臭ではなく変な臭い匂いがしたタンクをそのまま使ったら、気分が悪くなり、おう吐や、めまい、また、肺にも大きな影響を及ぼします。
③Oリングが付いているか。亀裂が入っていないか。
この黒い丸い形をしたゴムのことを、Oリングといいます。
Oリングに亀裂があるとエアー漏れの原因となります。亀裂が入っていたり、Oリングが無い場合はタンクを新しいのにチェンジしましょう。
この時、タンクバルブは『右側』にくるようにして置き、BCDはタンクの『前』に置きます。
チェックポイント
★タンクとBCDが平行になっているか。
★BCDをセットする高さ。
右側にレギュレーター、左側にオクトパスやゲージがくるように持ちます。
⑥上のネジ部分(ヨークスクリュー)を回して、中のダストキャップを外す
ヨークスクリューは完全に全部取らなく大丈夫です。中のダストキャップが取れたらOK。
⑦ヨークスクリューを自分のおへそに向けて、そのまま真っ直ぐOリングに当てて固定する
この時、ぎちぎちに閉めなくても大丈夫です!
⑧インフレーターホースをインフレーターに付ける。
インフレーターホースはちょっと付けるのが難しいですがコツを掴めばすぐできます。
カプラーみたいになってるので、付けたら引っ張って取れないか確認しましょう。
インフレーターホースをしまう所がBCDの種類によりますが2.3ヶ所あるので留めておきましょう。
⑨タンクのバルブを開ける
開ける時は、ホースが痛まないようにレギュレーターかオクトパスのパージボタンを押しながらゆっくりとバルブを開けます。バルブは全開まで開けます🙆
⑩レギュレーター、オクトパスから空気が出てくるか確認。
パージボタンを押してエアーがでるかどうかをチェックしましょう。
⑪BCDに空気をパンパンに入れてエアー漏れがないか確認。
BCDを膨らまして、一回モミモミして変な音がなってないか、エアー漏れがないか確認しましょう。
⑫残圧を確認
開始シリンダー圧力をチェック。ログブックにも記録します!
残圧170以下だったら現地のインストラクターに伝えておくほうがいいです。
⑬バルブを閉めて、器材をひとまとめに。
セッティングをしてからダイビングまでに時間がある場合は一旦バルブを閉めて、ホース内のエアーも抜きます。
器材は、BCDの中に抱き抱える感じで、ホース類を中に入れて、フィンとマスクをセットにしてこのように置きます。
グローブやブーツなどもその上に置いておきましょう。
チームがあればこの様な花形みたいな感じにまとめて置くと他のダイバーさんに迷惑かからず、見栄えもよくて素晴らしいです。
⑭ウエイトの準備
ウエイトポケットの場合
ウエイトの準備の時に気をつける事は、向きです。
若干カーブになってるのわかりますか?
そして、ウエイトポケットもカーブを帯びているので、そこに沿う様にして入れます。
例えば4kgのウエイを入れるなら、左に2kg、右に2kg入れて左右対象になる様バランスよく入れます。
ウエイトポケットじゃない場合
BCDにポケットが無い場合または、ウエイトベルトの方がいい場合は、ウエイトベルトを使用します。この時の向きが重要で下のようにウエイトを固定していきます。
最初はバックルからやや拳2個分空けて、ウエイト、次は1個分空けてウエイト、というように固定していきます。
通し方やバランスがわからなかったらダイビングショップのインストラクターに聞きましょう。
まとめ
以上が器材セッティングの順番や気を付ける注意点などでした🙆
みなさんも器材セッティングをミスなく丁寧にできようになれば一人前ダイバーに近づこと間違えなしです!
器材セッティングのやり方などはお店に来て頂いて練習してくださっても大丈夫です!
みなさんのご来店お待ちしております(^O^)/!