スタッフブログ

もしもサメに襲われたら?サメを恐れるダイバーさんへ

こんにちは、アズールの大庭です(=゚ω゚)ノ

ダイビングというと、どんな事をイメージしますか?

キレイな海、カラフルな熱帯魚、サンゴ礁・・そんな良いイメージを持つ方もいれば

サメに襲われたらどうしよう!

そんな怖いイメージをお持ちの方も、たくさんいるでしょう。

 

ダイビング興味あるけど、サメが心配。そんなダイバーさんに向けて、ダイビングとサメの関係について紹介しましょう!

青い海を泳ぐ2匹のジンベエザメとそばを泳ぐ1人のダイバー

 

そもそもサメは人を襲うのか

サメ=人を襲う!

この想像をされる方すご~~~~く多いのですが

JAWSの影響大ですね!スピルバーグってすごいや!

 

「サメ」ってみんな、人を襲うわけではないんですよ。

サメは世界で400種ほど存在しますが、その中でも人を襲う可能性があるサメってほんの一握り(諸説ありますが5~30種ほど)

 

そんな一握りのサメに遭遇するって、とんでもない強運の持ち主です。

強運持ってるで!!と自覚のある人、一体どれだけいるでしょう。

いっぺん冷静になって、自問自答してみましょう。

 

人食いザメは存在するの?

存在しません( `ー´)ノ

「わーい人間だ!食べよう!」って、人間と認識したうえで襲ってくることは、ありえないです。

 

サメはかわいそうなくらい目が悪いので、エサとしているアザラシと人間を見間違えて襲っちゃう、というケースが殆ど。進化の過程で目は今後よくならんのかね?

 

見間違いで襲うことはありますが、人間だから食うぞ~~~!ってくるサメは、いません。

洞窟から出てくるサメをしたから見ている
こんな見た目でも、人を襲わないシロワニというサメ。

 

それでも襲われることあるんでしょ?

まずはこの認識でいてください。

 

●人間は、スピルバーグの教育によりサメは危険と学んでおり、サメの容姿も知っている。

だから遭遇を恐れているし、出くわしたらソッコーで襲われるし食われて死ぬという認識だったりする。

 

●サメからしたら人間、ましてやダイバーは人生で出会ったことのない未知の生き物。

おれの生活圏内でダイバーに遭遇しようもんならパニック、怖くてたまらない。

 

想像してみてください。

仕事の帰り道などに見慣れた道を歩いてて、チュパカブラに遭遇したらどうしますか?

チュパカブラ知らない人は検索してみてください。

「わー!チュパカブラだ!食べよ~~~!」ってなる人はおるんかい?って話です。

 

まずチュパカブラ見たことないし

得体知れないし怖いし食べたくないし。

 

遭遇した時の距離感や状況に寄りけりですが、せいぜい写メとって全力で逃げる、と思うんです。

 

これ、水中のサメもそうです。

サメからしたら、ダイバーって得体が知れなくて怖いんです。

そんなもん、食べようと思わないです。

 

サメは見間違いで人を襲い、襲うとしたら水面にいる人間、サーファーが多い。

そんなワケでダイバーが襲われる可能性は限りなく低い!!

 

遭遇したらどうするの?

前述したとおり、サメって視力が残念。そのぶん嗅覚に優れています。

これは私がとある超絶ベテランインストラクターから教えてもらった「ダイビング中にサメに襲われた時の対処法」を教えます。

●とんでもない強運で狂暴種のサメに水中で遭遇!

 ↓

●大きな岩などを背にし、タンクを体の前で担ぐ

 ↓

●サメは視力が悪いので、すぐには襲ってこない。ぐるぐるとダイバーの周りを泳ぎ様子を伺う。

 ↓

●サメ「こいつ食べれるかな?」と様子見で体当たりしてくる。その時に、サメのボディに固いタンクが当たるように!!!

 ↓

●サメ「うわ!コイツ固い!嚙まれへん!」ってなったら退散してくれる(はず)

 

と、こうゆう順序で対処するんやと教わりました。

目が悪いおかげで様子見タイムがあり、その隙に逃げるか、岩を背にしてタンクを構えます。

 

もしサメが体当たりしてきたときに、タンクをサメに当てることが出来ずに、体のやわらかい部分が当たってしまったら、終わりです。

 

ホンマに有効かどうか知りませんが、以上の対処法をかつてのプロから教わりました。

海の中で向かい合うサメとダイバー
こんなに接近しても大丈夫!

 

サメって血に反応して襲ってくるらしいやん

はい、サメが血に反応するのは事実です!

視力が弱い分、半端ない嗅覚なのでめちゃくちゃ少量の血でも反応します。

 

ただ、サメが反応するのは美味しいと知っている魚の血

食べたことない人間の血には、「んー」って感じ。

カレーやソースの匂いって、私たちも美味しそ~ってなりますが

嗅いだことない食べ物の匂いって、「うわ!おいしそうヤバ!」てならないでしょ。そんなもんです。

ケガしたとか、女性の生理中とか、特にサメを気にする案件ではないのです(=゚ω゚)ノ

 

ダイビング中、サメに遭遇した時のリアルな話。

ホンマの話ですが、まずラッキーです。

人を襲うサメなんかまず会いませんので、だいたい大丈夫なサメです。

写真撮りまくりましょう!!!!!

貴重な経験です!めっちゃ興奮します!

 

私自身もサメに遭遇したら嬉しくてうれしくて!

2ショットとかマジ撮ってほしい。

 

ダイビングを始めて、色んなダイビングの楽しみ方を知ってくると

サメって会いたい対象になるんですよ★

 

中でも会いたいサメ人気No1はジンベエザメ!

エサはオキアミとかチッサイやつ。

天然&野生のジンベエザメに会うのは日本ではめっちゃ難しいですが、フィリピンやタイだったら確率はグンとアップします!

 

15年のダイビング人生で、トータル8種類のサメに幾度となく遭遇してきましたが

どれも毎回めっちゃ写真と動画撮ってます★

なんならサメを見に沖縄の与那国島に一人旅するくらい。

真っ青な海で泳ぐ2匹のシュモクザメ。
与那国で出会ったハンマー。

 

大丈夫だよ~と、たくさんお伝えしましたが

海はつながっているので、もちろん狂暴なサメに会う確率はゼロでは無いですし

 

人を襲わないサメも、絶対にダイバーを襲わない保証はありません。

ただこちらから、なにかしらの危害を加えない限り、襲われることもありません。

 

サメに限らずですが、海の中の生き物は触れないよう

「おじゃまします」の気持ちをもって、海の世界を楽しみましょう!

 

海の世界へ!

ダイビングライセンスの取得について、まずは無料説明会からお気軽にご参加ください→ダイビングについて問い合わせる!

ばっちゃん

関連記事