なしでもいいの?ダイビングライセンスなしとある場合の違いについて。
「ダイビングライセンスを持っていないと、ダイビングをすることができない」なーんてことは無く、実はダイビングライセンス無しでも、ダイビングを楽しむことはできます!
今回は、ダイビングライセンスがなしでも遊べる方法
ライセンスがある場合と、遊び方がどう変わるのかをご紹介していきます!
そもそも、なぜライセンスが存在しているのか?
ダイビングは海の中にどっぷり浸かって数十分過ごすという、かなり特殊な環境で行うマリンスポーツ。特殊な環境だからこそ、使用する道具も特殊なワケで、使用方法は要練習!
オリジナルや独学ができるものではありません。
また、自然相手の遊びなので、海の知識についても正しい知識などを知る必要があります。
道具の操作ミスや、海に関する知識不足、技術不足などによって、命の危険のリスクも当然あります。
「安全第一」に楽しむために、正しい知識や技術を習得し、それらの講習を修了した証、「認定証」がスキューバダイビングのライセンス(Cカード)なのです。
ダイビングライセンスなしで遊ぶ方法
ずばり体験ダイビング
ダイビングライセンス無しでも、ダイビングを楽しむことができる唯一の方法です。
海が売りの観光地なんかに旅行した際、調べてみると案外ダイビングショップって存在してます。
なんなら日本は島国で、海にぐるりと囲まれてますので、海に面している都道府県には大抵、ダイビングショップがあります。
●体験ダイビングをする方法
①現地サービスを調べる
旅行先にあるダイビングショップを調べましょう!「大阪 ダイビング」など地名とダイビングと検索するだけで大体出てきます。
ただ大阪や東京など、都心部に近い場所のダイビングショップは「都市型」といって、ダイビングする際はどのみち近所の地方に行くので、海での体験ダイビングがしたい場合は、ある程度は海をウリにしている行先がおすすめです。
②早めに予約を入れる
シーズンにもよりますが、GWや夏休みは、やはり人気!直前の予約だと満席だったり、希望の時間帯で予約が取れなかったりします。ゆとりをもって計画しましょう!
体験ダイビングができる条件
①年齢:10歳以上
若すぎる年齢だと、ダイビングはできません。ダイビングショップによりけりですが
子供サイズのレンタルの有無によって、小さなお子さんの受け入れをしていないところ
もしくは、60歳以上は受け入れしていないショップも存在します。
健康であれば10歳以上からはできる遊びですが、やはり年齢とともにリスクはつきものです。
年齢を気にされる場合は、そこも注意してホームページ等での情報で確認しましょう。
②健康であること
また、自身の健康状態によっては事前に医師の診断書が必要になるケースがあります。
ダイビングをするにあたって、心配なことがある場合は予約の時点であらかじめ確認しておきましょう!
~泳げるかどうかは必要?~
ダイビングライセンスを取得する場合もですが、「水泳ばりばりやってました!」でなくても大丈夫。スキューバダイビングと水泳は、同じ水に関するスポーツですが、泳ぎ方や呼吸は別物。
泳げない方でも、そこは気にしなくても大丈夫です!
しいて言えば「慌てない気持ちを持つ」ことの方が100倍大事です。
体験ダイビングでできること・できないこと
①海の中の水中散歩!
実際のダイビング器材を身につけて、呼吸をしながら、ゆっくりと水中の景色を楽しむことができます!これは陸上や水面では絶対に経験することができない感覚!
テレビや雑誌で見るのとは違った、まさに人生初の感覚を経験できること、間違いなしです!
②潜れる深さは水深12メートルまで。
深すぎる場所は、何かあった時にすぐに水面にあがりにくかったりと対処が遅れたり等
安全面を考慮し、水深には制限があります。
これはダイビングの指導団体のルールなので、厳密には法律で定められていることではありません。多少、12mよりも深場に行ったからといって捕まったりはしません。
何回も体験ダイビングをしている方だと、ついインストラクターも油断して、サービス精神が故に深場に連れて行ったりすることもありますが、ラッキーと思うか危ないと思うかは、個人の判断です。
③洞窟はNG
厳密に表現すると「今の場所から垂直に上がった時、水面に上がることができない場所」です。
海の中にある洞窟や、沈没船の船内などが該当します。
これも何か緊急事態が水中で発生した際、すぐに水面に浮上しなければならないのに
天井などの障害物のせいで、水面に上がれない事態を防ぐためです。
沖縄の人気ダイビングスポット「青の洞窟」で体験ダイビングができるのは
洞窟の中の海、なので、水面に浮上することができるのです。
ダイビングライセンスがあったら、どう違う?
①圧倒的「自由度のたかさ」
体験ダイビングは、陸では味わえない初めての感覚や水中の景色をじっくり見たりと、とても刺激のある経験が大いにできるのですが
もっと欲が出てきたときに、満足できなくなっちゃいます。
また、水深や洞窟NGなどの制限があるため、潜ることができるダイビングスポットがかなり限られています。
自然を相手にする遊びな故、どうしても逆らえないのが海況不良。
大きな波が立ってたりと、危ない場所でダイビングをするわけには行きません。
波や流れが穏やかなダイビングスポットを選択しますが、体験ダイビングでは行けない場所もしばしば。
ダイビングライセンスを所持していると、ランクによって水深や洞窟の制限がなくなるため
遊びに行くダイビングスポットの選択肢が段違いに多くなります。
②トラブルに自力で対処できる
よくあるトラブルには対処する方法を、ライセンス取得する過程の実習で必ず実践練習をします。
これらをクリアしないとダイビングライセンスは認定されませんので、ライセンスを持っているダイバー=基本的なトラブル対処は、合格レベルで実践済 というわけです。
ただ注意しなければならないのは、ライセンス取得後にブランクを空けてしまうと当然忘れます。
ライセンス取得後は、なるべく期間を空けずに経験を積むのがベスト(=゚ω゚)ノ
ダイビングスクールアズール梅田店では、ライセンス取得だけでなく
取得後のダイビングライフもサポートします★
くわしくはこちら→ダイビングライセンス取得後の遊び方
ダイビングは、ライセンスが無くても体験ダイビングという形で遊ぶことは可能です!
もし、海がきれいな観光地などに旅行する予定ができた際、ぜひおススメしたいマリンスポーツですので、参考にしてみてくださいね。