ダイビングしたあとは飛行機に乗れない!?
こんにちは!
ダイビングスクールアズール梅田店のカワモです😊
ダイビングを安全に楽しむために、必ず知っていて欲しい事のひとつ。
「ダイビングが終わってからすぐに飛行機に乗れない」ということ。
今回のブログでは、なぜダイビング終わりに飛行機に乗れないのか!?についてご紹介していきます◎
★目次★
・ダイビングした日は飛行機に乗れないのはなぜ?
・ダイビングしてから何時間あけるのがベスト?
・減圧症とは?
・いざ、離島へ!ダイビングを安全に楽しむためには
ダイビングした日は飛行機に乗れないのはなぜ?
ダイビングは、水中で呼吸ができて、水中の世界を見ることができるという魅力的な遊びですが、ある程度の知識がないと、ダイバーの身体に負担をかけてしまう可能性もあります。
ダイビングでは高濃度の窒素を吸う!?
水中の世界では、圧力が陸上と異なります。
陸上で呼吸している気体は、約80%の窒素と、約20%の酸素。
(ダイビングの時に背負ってるタンクの中身も同じ割合で窒素と酸素が入っています)
深く潜ることによって、圧力の影響で、どんどん気体の濃度が増加していきます。
その影響で、陸上で呼吸をする時よりも高濃度の窒素や酸素を吸うことになります。
その状態で飛行機に乗ってしまうと!?
ダイビング終わりの体内では、濃い窒素や酸素が血液に溶けきれていないものもあって、
その状態で飛行機に乗ってしまうと、上空の圧力の変化で溶け切れていない気体が膨張してしまい(気泡化)、飛行機の中で減圧症になってしまします。
ダイビングしてから何時間あけるのがベスト?
最低でも体内の窒素を抜くために、18時間は必要とされています。
1番安全と言われているのは、ダイビングしてから24時間と言われています◎
旅行でダイビングが終わってから、1日はダイビングをしない方がオススメです。
減圧症とは
ダイビング障害のひとつとされる減圧症は、なってしまうと最悪もう二度と潜れない体になってしまします。
減圧症の原因
ダイビングが終わってから、水面に上がるスピードが速い(急浮上)すると、
血液中に溶け込んだ窒素や酸素の吸収が追い付かず、血液中で気泡化してしまいます。
自分の血液が炭酸水のようにシュワシュワになってしまうイメージです。
減圧症の症状
減圧症になってしまうと、代表的な症状としては、頭痛、めまい、皮膚のかゆみ、関節痛です。
重症化すると、全身のマヒが残ったり、脳梗塞、呼吸困難などになることもあります。
減圧症の処置
減圧症を治すためには、再圧タンク(再圧チャンバー)という部屋に入って治療します。
深い水深と同じ圧力がかかっている部屋に数日から数週間入ることによって、気泡を再溶解して元の体内に戻します。
減圧症の予防
浮上速度を管理しているのが、ダイブコンピューターです。
ダイビングをする際は、ダイビングコンピューターを身に付けることが推奨されています。
ダイビングコンピューターは、浮上速度だけでなく、水深、体内の窒素の濃度も計算してくれます。
いざ、離島へ!ダイビングを安全に楽しむために
ダイビングライセンスを取得したら、綺麗な海で潜りたい!沖縄や離島に行きたい!と思っている方も多いと思います。
ダイビングをスケジュールに入れる場合は、2泊3日がオススメです!!
休みが取れそうなら、場所によっては、3泊4日がオススメな離島もあります。
2泊3日で行く場合、初日に現地に到着して、ゆっくり移動の疲れを取りながら、
次の日にダイビングで楽しんで、3日目は観光してゆっくり帰るパターンが一番多いです◎
ダイビング終わりはすぐに飛行機に乗ることはできないですが、
飛行機を乗った後のダイビングは可能なので、午前中に到着したあとに、午後からダイビングの予定を入れることもできます◎
ダイビングを安全に楽しむために、ダイビングプランを立てながら、楽しく潜っていきましょう◎