ファンダイビングとは?ダイビングの楽しみ方・遊び方をご紹介!
スキューバダイビングのライセンスを取得してから待っているのは「ファンダイビング」もしくは「ファンダイブ」と呼ばれる遊びのダイビングが待っています!
職場の人や友人など、身近でダイビングを趣味で楽しんでいらっしゃる人は、この「ファンダイビング」をしてダイビングを満喫しているのです☆
ダイビングの遊び方
実は2通りあるダイビングの遊び方!体験ダイビングとファンダイビング。
①体験ダイビング
スキューバダイビングには、まず1つ目に「体験ダイビング」と呼ばれる遊び方があり
全くの未経験の方が、旅行先でのアクティビティの一環で楽しめるのが体験ダイビングとなります。
これは旅先にある最寄りのダイビングショップを検索し、事前予約が必要です。
旅行日程が決まっていれば、早めに予約をすることをおすすめします!
体験ダイビングをするにあたって事前予約が必要な理由
●飛行機の時間によってはダイビング不可な場合がある
ダイビングは、水圧がかかる環境下で圧縮された空気ボンベを使用する遊びであるため「減圧症」と呼ばれる潜水障害のリスクを伴います。
この潜水障害のリスクを避けるために、ダイビング終了後の24時間は飛行機に乗ってはいけません!(もしくは登山などの高所移動への移動も不可)
なので例えば「沖縄旅行での最終日、夜遅い便で帰るので昼間はダイビングしてみようかな!」は、現地での受け入れはまずしてもらえません。
反対に、飛行機に乗った後のダイビングであれば可能なので、旅行出発日当日の現地入り後の予約は問題ありません◎
●体調や病歴によってはダイビング不可な場合がある
ダイビングは、健康第一の遊びです。水中という特殊な環境で、使用する道具もまた特殊なので、万が一のことを考えて厳しい健康チェックがあり、該当項目次第で医師の診断が必要です。
特に「てんかん」「気胸」「インスリン投与を伴う糖尿病」を患っている場合はダイビング出来ないケースが多いです。
ささいなことでも体調面で気になることがあれば、必ず予約時に確認をしましょう。
血圧のお薬を飲んでいる場合、医師の診断があっても、海外ではダイビング出来ないところもあります。
②ファンダイビング
既に「ダイビングライセンス」を所有している場合に参加できるダイビングの遊び。
体験ダイビングと違ってライセンスを保有している場合は、所有ライセンスランクのルール内で、遊ぶことができます!
体験ダイビングは、全くの未経験の方を対象にしているため、引率する現地スタッフが体験ダイバーを連れて行くダイビングポイントはかなり限られます(水深の深さや流れの有無、水中の地形など考慮しています)
しかしダイビングライセンス(Cカードとも呼ばれる)のランクによってもダイビングで遊びに行ける範囲が変わってきますので、実際に潜ってみたい場所などの希望が具体的にある場合は、しっかりリサーチしておくと、より自由度が高くダイビングを楽しむことができます!
ファンダイビングあるある
チェックダイブの存在
実際に水中を引率するダイビングインストラクター(現地ガイド)にとって、ダイビングされるお客様のダイビングスキル(器材の操作や安全管理)が、どこまで自力で出来るのか?
は、引率する側としてはかなり重要で、把握しておきたいポイントです。
ダイビングライセンスを取得する過程で「ログブック」というダイビング記録を書き方も習います。このログブックに記録した内容からは「最終潜水日」や「経験本数」といったブランクの空き具合や経験値を知れるほか、背負っている空気ボンベの消費量や、ダイビングで身に付けるウエイト(重りになるアイテム)の量で、お客様自身のダイビングスキルをなんとなく把握できます。
しかし書いている情報だけでは限界があるので、お客様自身の実際のダイビングスキルを確認させていただく「チェックダイブ」というダイビングを、初めましての方に対して行う場合が多いです。
1日のファンダイビング本数が2本だとすると、1本目にチェックを兼ねたファンダイビングであるチェックダイブを行い、2本目にその日のベストコンディションなダイビングポイントや、お客様の要望にお応えしたポイントにお連れすることができる、という流れです。
チェックダイブで潜るダイビングポイントは、無難なポイントを選択するので、お客様のご要望にそえない場合もありますが、これは安全面を考慮してのことなので、身に付けたダイビングスキルを発揮して、2本目のダイビングに活かしましょう!
抜群なダイビングスキルと安全管理をしつつ潜っている様子を確認できたら、引率側としても非常に安心でありがたい・・というのが本音です(=゚ω゚)ノ
慌てず正しく出来るかな?船からのエントリー
チェックダイブは海だけでなく、プール施設があるダイビングショップではプールでも行っています!海でなくプールでチェックダイブが行える場合は費用も抑える事ができ、天候にも左右されにくいのがメリットです。
ファンダイビングの行き先
近場のファンダイブ
お住いの地域によって、近場でダイビング出来る場所は変わってきますが
ここ関西を拠点にお住まいの方は、日帰りでも遊びに行ける和歌山がホームになる方が多いです!
白浜や田辺なんかは数多くのダイビングポイントが存在しており、カラフルな熱帯魚や、大きなトンネル、迫力のある沈没船、運が良ければウミガメに遭遇なんてこともあるのです☆
少し足をのばした和歌山の南部、串本方面もウミガメ遭遇率が上がり、熱帯系のお魚も多くみられることができます!
こういった近場の海は、日帰りや1泊2日で行ける気軽さに加え、楽しむよりもダイビングスキルアップのための練習として、経験値を積むのに非常に良い場所です。
理想的なペースは月に1度。特殊な道具を扱うダイビングは、道具の操作の感覚を完璧に身に付けるにためには経験値が必要不可欠。
特に初心者のうちは、1回1回、あまり期間を空けずに経験を積んだ方が早くにダイビングスキルが身に付きやすく、何よりもお客様自身が安全に楽しめる様になります。
沖縄や海外など、がっつり日数を要してお金のかかる旅行先でダイビングをしたい!という場合は、この旅行先でのダイビングがメイン、本番であり大本命なはず!
120%楽しむために、ダイビングに関する不安要素は1つでも多く取り除いておきましょう!
それには近場でのファンダイビングがとってもおススメです。
リゾートでのファンダイブ
アズールでは、遠方で交通手段に飛行機や大型のフェリーで行くダイビングツアーをリゾートツアーと呼んでいます。
飛行機で行くだけあって、遠方なのでそれなりに費用も日数もかかります。
それだけの労力をかけていくんだから!というのもあり、ますます楽しく潜りたいもの。
テレビや雑誌、SNSで見かけるような「きれー!」「すごーい!」というような水中の景色が広がっているのがリゾート先でのダイビング。
ダイビングを始める前に漠然と抱き想像していた景色が、ようやく見られる場所。
情報社会なので、検索すると沢山の画像や動画で素晴らしい水中の景色を見る事は可能ですが、やっぱり画面越しで見るよりも、実際に自分の目で見て肌で感じる景色は、感動が段違いと断言できます!
ダイビングを始め、ライセンスを取得した暁にはぜひ、リゾートでのダイビングを経験して頂きたいです!
アズールでのファンダイブ
近場&リゾート、両方ともに企画&開催しています!
近場でのファンダイブ→https://www.azu-l.jp/tour/neartours/#lists
リゾートでのファンダイブ→https://www.azu-l.jp/tour/resorttours/#lists
また、近場でのファンダイブには「スクール同行ファンダイブ」というものもあります!
これは、ライセンス取得をまさにこれから、というお客様の海洋実習に同行するという形でご参加いただけるものとなっています。
メリットは、講習内容を再度確認することができるので、道具の扱いや安全管理を初心に戻っておさらいが可能。ダイビングスキルに不安のある方は特におすすめです!
ファンダイビングとは、ライセンス取得後にいよいよ思いっきり遊べるダイビングです。
講習中は、クリアすべき課題が数多くあり、楽しむよりも修行のような内容となるので、楽しむのは二の次になります。
ダイビングは、ライセンスを取得してからが本番です。
ぜひ、色んなファンダイビングに参加して、ダイビングを良い趣味にしていきましょう!