ダイビングで船酔いする方へ！

2023.08.02

こんにちはななこです！

スキューバダイビングを楽しみたいのに、乗り物酔いで気持ち悪くなって、せっかくのダイビングを楽しめない、、、この感じ何とかしたいですよね🤔

私もその内の一人なのでその気持ちめっちゃわかります！今回は予防と対処法をお伝えします！

船酔いの原因

船酔いには耳、目、脳などが関係しています！不規則な加速・減速、普段の生活では起きない上下・左右・前後・回転などの動きを脳が処理しきれずに気分が悪くなります。また不安・緊張からも船酔いしやすくなります。

揺れだけが原因じゃない場合もあります。疲労や睡眠不足などの体調不良、また船のガソリンの臭いでめまいや吐き気・嘔吐などの症状もあらわれます。

船に乗る前の対策

普段は酔わない方も、いつもと違う環境や乗り物に酔うことがあるかもしれません。そんな時に役立つ、酔う前の対策をご紹介します。

酔い止めの薬を飲む

乗る30分～1時間前に酔い止め薬を飲んでおく。

最も効果的です！しかし、酔い止めは必ず空きっ腹で飲まないでくださいね、胃が荒れたり、胸焼けの原因になります。酔い止めといってもいろんな種類がありますが、ダイビング業界で圧倒的な人気を誇るのがアネロンニスキャップです。
人によって体質の問題もあるので必ず自分に合ったものを選びましょうね！👍

空腹・満腹にならない

空腹でも満腹でも酔ってしまう事があるので、程よく食べておきましょう。

乗り物に乗る1時間前に食べるのがいいとされています。

酔いにくい食べ物

飴やチョコレートなど、血糖値が上昇することで脳が活性化し、酔いにくくなるそうです🍬

また乗り物酔いは三半規管がバランスが崩れ、正常に機能しなくなることによって起こるので、正常に機能させるためには、唾液の分泌を促すことがポイントです。

梅干しなど、酸っぱい食べ物には唾液の分泌を促進させたり、胸の不快感を緩和したりする効果が期待できます。

船酔いしやすい食べ物・飲み物

胃に負担のかかる消化の悪いものは避けましょう！

肉類、脂っぽいもの、柑橘類、牛乳などの乳製品、海苔が付いた食べ物は、避けましょう！

オレンジジュースやレモン味など、すっきり、さっぱりしていて飲んでしまいがちですが、柑橘類は胃の働きを活発化させ、乗り物酔いをする場合があります。

睡眠をしっかりとる

寝不足＝神経が疲れている状態なので、自律神経が乱れ、それにより頭痛やめまい、吐き気などの症状が現れます。ダイビングの前日は楽しくてついつい夜更かししたい気持ちもわかりますがしっかりと睡眠をとりましょう😌

前日にお酒を飲みすぎない🍻

アルコールが体内に残っている状態だと普段は何ともない人でも船酔いをしやすくなってしまいます。個人差はありますが、二日酔いになるほどの飲酒は避けましょうね。

船に乗っている時の対策

ダイビングポイントまでの移動で船に乗る場合は下記に気を付けましょう。

遠くをみる🐤👀

酔う前から、とにかく視線を遠くにやっておきましょう。
器材をセッティングしたり、下を向いて作業してると視野が狭くなって気持ち悪くなります。
遠くの景色は多少揺れても影響を受けにくいので、船酔いしにくくなります。
遠くの山や、飛んでる鳥をみときましょう！

船の真ん中に乗る🚢

船の先は一番揺れます。一番後ろは排気ガスによるガソリンの臭いで酔いの原因になります。
でも一番揺れが少ないのは後ろです。真ん中は一番害が少ないですね。

酔ってしまった後の対処方法

対策をしたけど酔ってしまった時に、どうしたらいいのでしょうか。

酔った後の対策をご紹介します。

ラクな姿勢をとる

船の進行方向に頭を向け横になり、新鮮な空気を吸って深呼吸しましょう！進行方向に背を向けるとさらに気分が悪くなってしまいます😱

水分補給をする

水やスポーツドリンクを摂取しましょう。

氷を口に入れたり、氷水を飲むのもおすすめです！

ダイビングスーツなどの締め付けをゆるめる👕

ダイビングスーツは締め付けられているのでファスナーを下げたり、脱いだりして締め付けを無くして楽になりましょう。

嘔吐を我慢しない

我慢せず吐いた方が楽になるので恥ずかしがらず吐いてしまいましょう。船の上だけでなく、ダイビング中で吐いても大丈夫！

水中にいる時に気分が悪くなったら、落ち着いて息を吸ってレギュレーターを外し水中に吐いてください。そして、またレギュレーターをくわえ直しパージボタンでクリアします。レギュレーターをくわえたまま吐いてしまっても大丈夫！パージボタンを押してレギュレーター内に吐いてしまったものを外に出しましょう。万が一水中で吐いても、死んでしまうことはないので安心してください！