ダイビングで出会える美しい海の住人、ウミガメの魅力
こんにちは!
久しぶりに体を動かし全身筋肉痛。
カワモです。
今回はダイバーに人気な生き物『ウミガメ』を紹介します\(^o^)/
ウミガメの種類
カメの仲間は約2億5000年前に、陸上に登場。その後、アンモナイトや恐竜がたくさん暮らしていた約1億年前に海で暮すウミガメがいたことがわかっています。
ウミガメはワニやヘビと同じ爬虫類の仲間で、甲羅がよく発達したウミガメ科と甲羅が未発達で皮膚に覆われるオサガメ科の2つのグループに分けられます。
ダイビングで出会うほとんどがウミガメ科。
ウミガメは、世界中の温かい海に生息する爬虫類で、現在は7種が生息しています。
日本には、アオウミガメ、タイマイ、アカウミガメ、ヒメウミガメ、オサガメが生息し、そのうちアオウミガメ、タイマイ、アカウミガメの3種は日本の砂浜で産卵します。
特にアカウミガメは北太平洋で唯一の産卵地が日本だといわれています。
ウミガメの種は、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストや日本の環境省のレッドデータブックに掲載されており、絶滅が危惧されています。
ダイビングでよく見れるウミガメは3種類をご紹介します。
アオウミガメ
ダイビングで見られるウミガメのほとんどがアオウミガメ。
愛くるしい癒し系の顔で多くのダイバーを癒しています☆
甲羅は、青緑や褐色など様々な色合いを持っています。その色彩は個体によって異なり、見た目も美しいです。
人懐っこい子は自らダイバーに寄ってきます^ ^
英名:Green turtle
分布:アオウミガメは太平洋、大西洋、インド洋の熱帯から温帯の海域に広く分布しています。日本近海でもよく見られ、特に屋久島以南の南西諸島と小笠原諸島は重要な産卵地です。
大きさ:成体の大きさは70〜100cm程度です。
増加傾向:近年、伊豆諸島・小笠原諸島などでアオウミガメの数が増えており、伊豆半島でも目撃される頻度が高まっています。
食性:アオウミガメは海藻を主に食べるベジタリアンですが、時折クラゲやトサカの仲間も摂取することがあります。
名前の由来:和名・英名ともに、脂肪が青緑色であることから派生しています。
タイマイ
タイマイは、その特徴的な外見と生態で注目されるウミガメの一種です。
タイマイの最大の特徴は、鷹のように口ばしが尖っています。
そして甲羅のふちにはギザギザがあります。
別名ベッコウガメと呼ばれており、、甲羅がベッコウ細工に使われていた事が由来です。
※タイのお米ではありません。
英名: Hawksbill turtle
分布: タイマイは太平洋、大西洋、インド洋の熱帯・亜熱帯の海域に広く分布しています。日本では主に沖縄方面で見られ、日本の産卵地は主に沖縄です。
大きさ: 成体の大きさは70〜90cm程度です。
生態: タイマイは、他のウミガメと比較して最も熱帯性であり、ダイバーが会う機会が多い種の一つです。主食はガレキサンゴや岩などに生えたカイメンで、海底にどっかり居座って食事する姿がよく見られます。また、クラゲも食べます。
歴史: かつてはタイマイの甲羅が「べっこう」として珍重され、加工されていましたが、現在は保護されています。
アカウミガメ
このウミガメはアオウミガメと比べると、顔つきが少し怖いです(>_<)
アカウミガメの頭部は他のウミガメと比べて特に大きく、特徴的な外見を形成しています。
その為、ダイバーからは「ガメラ」と呼ばれています(^o^)
英名: Loggerhead turtle
分布: アカウミガメは太平洋、大西洋、インド洋の温帯から熱帯の海域に広く分布していますが、どちらかと言えば温帯性です。分布は赤道で分断されており、日本は北太平洋の一大かつほとんど唯一の産卵地です。
大きさ: 成体のアカウミガメの大きさは70〜100cm程度です。
生態: アカウミガメは、他のウミガメと比較してダイバーが出会う機会が少ない種の一つです。主な食物は貝類や甲殻類などの小動物です。日本沿岸で生まれた個体は太平洋を横断してメキシコやアメリカ沿岸に回遊し、そこである程度成長してから再び日本近海に戻り、繁殖することが知られています。
アカウミガメは、その特徴的な外観と興味深い生態で海洋生物学者や保護活動家によって研究されています。その保護と繁殖地の維持が重要であり、保護活動が行われています。
このアカウミガメは自由奔放で、色々な海を旅します。
なので、出逢えたらラッキーです\(^o^)/
ウミガメの接し方
ウミガメにあった時の注意点をご紹介します。
触らない
ウミガメの殻、胸部、そして頭部は非常に傷つきやすい部位です。
そのため、ウミガメには絶対に手を触れないようにしましょう。
触れるとウミガメは恐れ、長時間の無呼吸状態に陥る可能性があり、最悪の場合、肺に深刻な損傷を与えることがあります。
距離を置き、泳ぎを妨げないようにしましょう。
フラッシュ撮影をしない
ウミガメに出会うと写真撮影する方がほとんどです。
そこで注意点ですが、フラッシュをたいて撮影しないようにしましょう。
また、水中ライトでウミガメを照らすことも、ウミガメにとって負担になりますので、避けましょう。
ウミガメの性別
ウミガメは卵の時期の温度で性別が決まります。
雌雄が1:1となる温度は29度付近で、低温でオス、高温でメスの出生率が上がります。
実際、渥美半島では冷夏の1993年、生まれた子ガメはすべてオス、猛暑の1994年はすべてメスだったそう。
まとめ
アオウミガメは和歌山県の串本でも出現するので、出逢えるかもしれないです(^o^)
出逢えたら、テンション上がって追いかけずに、そっと見守ってあげましょう(^^)
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